東京・田園調布 お菓子教室・フランス料理教室・テーブルコーディネート教室 村松操 主宰/サロン・ド・トレミニョン テクニック・マナー・インテリジェンス

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新しい科学技術と伝統のテーブルセッティング

2020.01.31 Friday

テーブルコーディネート教室:

こちらのテーブルクロスは、新しい技術から生まれたものだそうです。

扱いには気を使う部分もありますが、新しいものもどんどん取り入れながら、コンテンツは、欧州・フランスの基本にのっとり、世界のどこに行っても、また日本で海外からのお客様をご自宅でおもてなしする際にも、堂々と自信とゆとりを持って臨めるようにご指導しています。

基本の確立。

これほど大切なものはないことを、王妃様のカリキュラムで暗に示したつもりです。

美意識が人並みはずれて高かった「マリー・アントワネット」という一人の人物を生み出したのも、「ヨーロッパ」の長い長い歴史と、美的文化という背景があってこそ。

クロスに合わせて、花瓶もこちらにしました。案外と使い道のある花器でした。購入するときは「魅力的だけれど・・・」と思ったものの、私自身の「美」のあり方が安定しているためでしょう。

テーブルコーディネート教室に通うようになると、ファッション、食卓に関係するもの、リビングなどご家庭を豊かにするアイテムの購入などに変化が現れます。

ご自身の好みが自覚できてくるからなのかもしれないですね。

author:村松操

9対1の美 大使館パーティーで学んだことを生かして

2020.01.30 Thursday

テーブルコーディネート教室:

1月のレッスンは、フランス王妃という存在についてでした。

マリー・アントワネットの世界観を中心に講義をしつつも、ヨーロッパ宮廷社会とはどのような役割りを果たしていたのか、とか、フランス革命が後の残した大いなる遺産はなんだったのか、というところまで深く講義をしています。

マリー・アントワネットの美意識の特徴をご理解いただくにあたって、ちょうどレッスンの前々日にフランス大使館のお菓子のパーティー(ガレット・デ・ロワ)で、フランソワーズ・モレシャンさんと「おしゃれ」についてアドバイスをいただいたばかりでした。

シンプル。9対1。

そこまで・・・と思いましたが、モレシャンさんの装いがその美を証明されていたので説得力がありました。

急遽、金曜日にテーブルコーディネートのエレメントを選び直し、ググッと、シックにして教室主宰。「スッキリした・・・」とおっしゃっていた生徒さんがいらして、確かに!、と思いました。

フォトは生徒さんが作ったテーブルです。

作品展を意識して大きなテーブルを数人で作ります。4人以下なら4名のテーブル。5~6名様までですので、それでしたら6名のテーブル。

ミリ単位でのフランス式の美と、伝統でもあり基本でもあるテーブルスタイルを、実習を通して身体に叩き込むようにしてご指導します。私がパリでそうであったようにです。

美しい眺め。とっても美しいです。

author:村松操