東京・田園調布 お菓子教室・フランス料理教室・テーブルコーディネート教室 村松操 主宰/サロン・ド・トレミニョン テクニック・マナー・インテリジェンス

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ローラン・ピック駐日フランス大使のスピーチ

2020.01.29 Wednesday

日仏の架け橋に:

2020年1月16日。広尾、フランス大使館・大使公邸にて。

ローラン・ピック駐日フランス大使様。スピーチ中です。日本語での通訳に耳をかたむけていらっしゃる姿が印象的でした。学生時代、東洋への関心を示され、きっと日本語も実はご堪能なのではないかしらと思っております。

スピーチの中に「日本とフランスの友情」という言葉が出てきました。

友情。この言葉の持つ重み、胸にささりました。あえてこの単語を使われたことにも、大使ならではのセンスと想いが込められているのでしょう。

そして「世界の平和を願う」という言葉も。

ガレット・デ・ロワというお菓子がそもそも、人が幸せを願って、祈りを込めて作るものですし、一年間の無事を願うことも文様として刻まれています。

新年のフランス菓子の祭典です。お菓子の形や、お菓子の由来・歴史的発展など、文化的な意味付けにさりげなく触れられながら、日仏の将来と私たち一人一人の幸せを願うお気持ちが、とてもありがたく、嬉しく思いました。

もうすぐ任期3年になります。いつ帰られてもおかしくない頃です。

お目にかかれて最高に幸せでした。ローラン・ピック大使とのツーショットは、私だけのもの。いつもは公開して参りましたが、これから頑張って日仏のために働いていく原動力とさせていただきたいので、プライベート写真として大切に、毎日眺めて、勇気を保とうと思っています。

author:村松操

大使館にて フランス大使に献上された大きなガレット・デ・ロワ

2020.01.28 Tuesday

日仏の架け橋に:

新年恒例の広尾フランス大使館・大使公邸で催された、ガレット・デ・ロワの表彰式の様子です。

クラブ・ドゥ・ラ・ガレット・デ・ロワ主催。伝統菓子の本来の魅力や文化を大切にすること。そして、それを伝えたいと願う方々がお集まりになっている会です。

毎年、フランス大使公邸で催されるエピファニー(駐日フランス大使へのガレット・デ・ロワの献上式と新年の祭典)。

正統派ガレット・デ・ロワの文化と、その普及を核とされていることがパンフレットに書かれていました。

お正月にパリで行われたガレット・デ・ロワのコンクールのお話は、大変興味深かったです。日本とフランスでのお菓子に対する価値付けの違いなのかな、とも思ったり、「ヌーベル」という新しさへの挑戦についても考えを新たにしました。

この大きな大きなガレット・デ・ロワ。美味しかった~。

来年パリのコンクールではきっとご活躍されることでしょう。今年見事に受賞された可愛らしいパティシエールさんのように。

応援しています。

author:村松操

お菓子作りのスキル磨きと、お菓子の由緒・歴史文化背景

2020.01.27 Monday

お菓子教室:

シンプルに生地だけでも美味しくいただける「オレンジケーキ」。たくさんの人たちを幸せにしてきたお菓子ならではの魅力的なケーキでした。

家庭で作るものとしては本格的なものです。

逆敷き込みというお菓子のテクニックを実習していただきました。

役割分担はありませんし、お一人ずつ、個別に、すべてのプロセスを実習しながらお菓子作りをバージョンアップ!

生徒さんから「先生のは違う」と指摘いただき、確かめてみたら確かにそうでした。私の新たな課題発見。

何故なのか、よく考えてみますね。常に新しい発見があるのも「古典」のお勉強と似ています。

お菓子作りとお菓子の文化。由来や歴史的文化的背景を理解しながらお菓子レッスンをしています。ヨーロッパの空気感を肌で受け止めていただけたら嬉しく思います。

author:村松操