2020.01.30 Thursday
テーブルコーディネート教室:
1月のレッスンは、フランス王妃という存在についてでした。
マリー・アントワネットの世界観を中心に講義をしつつも、ヨーロッパ宮廷社会とはどのような役割りを果たしていたのか、とか、フランス革命が後の残した大いなる遺産はなんだったのか、というところまで深く講義をしています。
マリー・アントワネットの美意識の特徴をご理解いただくにあたって、ちょうどレッスンの前々日にフランス大使館のお菓子のパーティー(ガレット・デ・ロワ)で、フランソワーズ・モレシャンさんと「おしゃれ」についてアドバイスをいただいたばかりでした。
シンプル。9対1。
そこまで・・・と思いましたが、モレシャンさんの装いがその美を証明されていたので説得力がありました。
急遽、金曜日にテーブルコーディネートのエレメントを選び直し、ググッと、シックにして教室主宰。「スッキリした・・・」とおっしゃっていた生徒さんがいらして、確かに!、と思いました。
フォトは生徒さんが作ったテーブルです。
作品展を意識して大きなテーブルを数人で作ります。4人以下なら4名のテーブル。5~6名様までですので、それでしたら6名のテーブル。
ミリ単位でのフランス式の美と、伝統でもあり基本でもあるテーブルスタイルを、実習を通して身体に叩き込むようにしてご指導します。私がパリでそうであったようにです。
美しい眺め。とっても美しいです。
author:村松操