東京・田園調布 お菓子教室・フランス料理教室・テーブルコーディネート教室 村松操 主宰/サロン・ド・トレミニョン テクニック・マナー・インテリジェンス

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祝125周年「ル・コルドン・ブルー」 グランディプロムを 取得した時の記念フォト

2020.10.16 Friday




日仏の架け橋に:

今日、卒業校であるフランスの名門料理学校「ル・コルドン・ブルー インターナショナル」から、125周年を一緒にお祝いするメッセージが届きました。

新型コロナがなければ、もっと盛大に、世界的なイベントをご用意されていたことと思います。が、私たち卒業生は、とても嬉しく、また、コルドンブルーの一員であることを誇りに思っています。

「私たちは一つの家族です」と、シャルル・コアントローさんが修了式のたびに祝辞とともにメッセージを下さいましたが、こうして卒業してからの年月を振り返ると、その意味が深みを増します。なんでしょう・・・、頑張った証という自信でしょうか。大丈夫!、きっと乗り越えられる!、と思えるだけの時間を過ごした場所、そうしたありがたさでしょうか。

入学の動機は、ただ「フランス」に触れたかったから。それが、お菓子、お料理、時を経てパンまで卒業してしまいました。

フォトは、お菓子とお料理の双方を卒業し、それぞれのディプロムを取得するといただける「ル・コルドン・ブルー・グランディプロム」を取得した時のものです。最高に嬉しく、とっても感激(トレミニョン)していたひと時を友人が撮ってくれました、

author:村松操

ご挨拶 コロナ禍での13年目・オンラインとオフライン双方に対応したお教室へ

2020.10.03 Saturday

2008年 東京自由が丘創業
フランス料理教室・お菓子教室・テーブルコーディネート教室
『サロン・ド・トレミニョン』

ヨーロッパ・フランスの文化をベースに、従来の「料理教室」の枠を超えたレッスンがしたい。これがお教室を始めるきっかけでした。Parisでお世話になったサロンのようにレディーらしく、また、フランスの名門料理学校のように本格的に。「真に価値あるもの」を求める受講生の皆様からの共感と感動により支えられ、2020年、13年目の秋を迎えております。


お菓子・料理・テーブルセッティング&マナー。「フランス料理の世界」に関わる3つ分野をの独立させ、3教室に分けて学ぶスタイルをとっています。初めて学ぶ方のために基本から、そして継続的に学んでいただくことで専門的なレベルまで身につけられる教室です。


お一人お一人の成長を鑑みながらご指導させていただくため、少人数・完全会員制・オール実習レッスンを続けてきました。今後もそれは変わりません。2020年からは新設オンライン・マンツーマンレッスを始めました。テーブルコーディネート教室は、11月からオンラインレッスンで再開します。オンラインとオフライン(お教室での対面レッスン)。新しい社会での皆様の心豊かさへとつながるレッスンを心がけて、これからも精進して参りたいと思っております。


フレンチテーブルマナーを主軸とした企業研修『日本人が学ぶフランスの習慣』もオンラインでの講座を承ります。その他、フランス料理に関するお仕事のご依頼がございましたら、お気軽にお問い合わせくださいませ。

東京田園調布サロン・ド・トレミニョン主宰 村松操

「フランス人は議論好き」と「ジョハリの窓」 企業研修「日本人が学ぶフランスの習慣」プレスタージュ・各論(1)

2020.08.23 Sunday

フランス人は議論好き。

使われすぎたフレーズゆえに深く考えられることなく、そういうものだと簡単にスルーしてしまうことは、とても勿体無いことです。延々とおしゃべりを楽しみ議論を交わすフランス人的日常は、「ジョハリの窓」のワークショップそのもの。私見ではありますが、彼らへの新しい眼差しが生まれることを願い、以下、実体験と考えをまとめました。

例えば、仕立屋さんでのよくある光景です。ズボンの丈をどうするかでミリ単位で30分以上も意見を交わし合う。結局その日決まらず、また再度、また再度を繰り返す、とか。ブラウスのリボン結びの形と大きさ・長さで、「どれが美しいと思う?」とまた延々と美意識の交換を楽しむおしゃべりが続く。ボタン一つとっても、そう簡単にはことは進まないわけで、日本の何倍もゆとりをもって臨まないと計算が狂います。

解放・盲点・秘密・未知。

彼らが会話(議論)を楽しみとするのは、「ジョハリの窓」の4つの自分を確かめ合うためなのではないのか。とりわけ「未知なる自身」が現れることを期待してのことかもしれない。

このような「気づき」に至った時、彼らへの視線が変わりました。日々、可能性(未だ発見されていない自己)を追い求めて生きるフランス式生き方の美学として「議論」をさらに一緒に楽しめるようになりました。こちらまで何か新しい世界がひらけてきそうでワクワクいたします。

author:村松操