2020.11.09 Monday
こちらの美しい女性は、デヴィ夫人です。
2010年10月12日、初版発行、草思社。著者はもちろんデヴィ・スカルノ元大統領夫人です。
著書の帯には、「華麗にして劇的な人生」と記されておりますが、私が今回、このコーナーでぜひともご紹介したいと思ったのは、夫人が書かれた「あとがき」です。
新型コロナの影響で、世界中が先の見えないコロナとの戦いを強いられています。人生計画が狂ってしまった・・、これからどうなるんだろうと、不安になったりすることが、これからも続きそうです。「栄光 無念 悔恨」と副題と思われるものがつけられていますが、著書に記されている夫人の生き様から何かしらの生き抜く知恵と、「あとがき」に記されている私たちへの生きるエネルギーに満ちたメッセージには、学ぶべきものがあると思っています。
8年ほど前に購入して以来、時折、この「あとがき」を読みます。夫人がそばにいてくれて、叱咤激励してくださっていることをイメージし、いまの私を見たら、なんと夫人はおっしゃるのだろうと想像しながら・・・。
追記)出版社の方、デヴィ夫人のオフィスからご承諾を得て掲載させていただいております。
ダイアリー「サロン・ド・トレミニョン」author:村松操