東京・田園調布 お菓子教室・フランス料理教室・テーブルコーディネート教室 村松操 主宰/サロン・ド・トレミニョン テクニック・マナー・インテリジェンス

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お盆・夜に現れたアゲハ蝶 みんなで乗り越えよう新型コロナ⑩

2020.08.16 Sunday

夕方過ぎ頃でした
アゲハ蝶が長いことお庭にいました


その他:

今日はお盆の送り火です。ご先祖様のことはもちろんですが、今年は新型コロナの感染により、世界中でたくさんの方々がお亡くなりになられました。死に目に立ち会ってもらえないという最期の悲しみ。お亡くなりになられた方のご冥福をお祈りするばかりです。

ヨーロッパ古典古代の世界観では、蝶々は「魂の化身」とされていました。

フォトは、明るく見えますが、薄暗くなった頃、7時半にはなっていませんでしたが、夜に移り変わる時分だったと思います。お庭をヒラヒラ、ヒラヒラ。ず〜っと舞っていて、「こっちに来て、私のところに来て」と言わんばかりの様子でした。

どういうことだろう・・・と思い外に出てみました。そうしたら、木にパッと止まり、今度はそこからまったく移動しようともせず、美しい文様の羽を優雅にゆっくりパタパタと開いたり閉じたり。そのうちにじ〜っとこのポーズ。近寄っても怖がる様子もなく。これはきっと誰かのご挨拶なんだと思いました。

 

美しい蝶々さんをフォトにおさめました。カメラが発する夜用のオレンジの光にもまったく動じませんでした。思い出になるように我慢してくれていたのかもしれません。

その後、20分ほど側で蝶々と静かな時を過ごしました。ひたすら見つめあって。とても名残惜しかったですが、「ありがとう」と挨拶をして、私は家の中に戻りました・・・。

author:村松 操