東京・田園調布 お菓子教室・フランス料理教室・テーブルコーディネート教室 村松操 主宰/サロン・ド・トレミニョン テクニック・マナー・インテリジェンス

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美しい眺め・癒されます・・

2020.01.18 Saturday

過去ブログ:
2019年3月22日

美しい眺めに心が癒されます。

丁寧に整えられたテーブルからは、東洋の「無」に通じる静かなる豊かさの美が流れている様です。

ヨーロッパのとある場所からインスピレーションを受けたテーブルです。メディチ家、ルネサンス、カトリーヌ姫の食卓芸術の講義の後、生徒さんと一緒に作りました。非公募のクラスのものです。

公募クラスの皆様には参考になるかな~と思っています。

ディプロムコースでは食卓芸術の世界に慣れていただくことが大事。それには、テーブルセッティングが肝要。そして、ベルサイユレッスンでは、歴史・文化・人物理解も。

ヴェルサイユ宮殿で私の運命は変わりました。

次回はロココ。ベルサイユレッスンです。「ベルばら」のストーリーにも登場してくる実在の人物たちにもレッスンは及びます。

ヴェルサイユとベルサイユ。私のすべてがそこに繋がっています。

お城での静かなる時の流れとともに

2020.01.17 Friday

過去ブログより:
2019年3月16日

生徒さんたちによるテーブルコーディネートです。

食卓を構成するエレメントは、私の方でご用意し、簡単なディレクションもします。あとは、生徒さんたちにお任せ。

意見がまとまらなければ、先生登場。論理的に、なぜそうした方がいいのか、答えを与えながら、テーブルコーディネートのステップアップにつなげていきます。

今日も楽しかったです。

前半の講義内容がしっかりと反映されたテーブルの完成に、私は密かに感動すら覚えておりました。素晴らしいことです。

見た目よりも高度な技術を必要とするテーブルセッティング。

見てくれる人は、しっかり見てくれます。今まで、いろいろなテーブルを作ってきましたが、毎回、そうした経験を積ませていただきました。

メディチ家が残した文化的遺産と言ってもいい「ルネサンス」。戦争を無くし、平和を願った食卓外交から、やがて、優雅な紳士淑女のテーブルマナーの世界が生まれていきます。

歴史を知ると、テーブルセッティングに奥行きが出てくるものです。隠されている意味を知りながら創作すること、少しわかっていただけたでしょうか?

興味を持ったことからでいいので、ご自身の毎日の楽しみへと取り入れてもらえたら嬉しいです。

フィレンツェとメディチ家とカトリーヌ姫

2020.01.16 Thursday

過去ブログより:
2019年3月15日

ヨーロッパのテーブルコーディネート。

実際に見てきたもの、経験して感動してきたもの、思い出のシーン、記憶に残る忘れたくないおもてなし。そんな思いの詰まったレッスンをしたくて、かれこれ5年が経とうとしています。

フォトは、ルネサンス発祥の地、イタリア「フィレンツェ」の街並みです。

幻想的で、美しい。コルドンブルーのパンコースで一緒だったムッシューからいただいたものです。「フローレンス、フローレンス」と、イタリア人の老紳士から大歓迎されてフィレンツェ入りした日が昨日のことのように思い出されます。

本場ヨーロッパのテーブルレッスン。

その本懐は、長い歴史の流れを感じていただき、先人たちが遺してくださった創意工夫の数々を知り、その賜物である食卓文化を受け継いでいくこと。

難しいことのように聞こえるかもしれませんが、私と一緒に、どうぞヨーロッパの人々の作り上げてきたものを楽しんで下さい。

ぼんやりとしていた知識がはっきりと見えてきたり、ごちゃごちゃになっていた情報が整理されたり、ヨーロッパで暮らしたことがなくても擬似体験を重ねていけば、そこから理解できていくこともあります。

フランス・ヨーロッパと日本の架け橋として、このテーブルコーディネート教室で、いっぱい皆さんと関わっていきたいと思っています。