2020.01.17 Friday
過去ブログより:
2019年3月16日
生徒さんたちによるテーブルコーディネートです。
食卓を構成するエレメントは、私の方でご用意し、簡単なディレクションもします。あとは、生徒さんたちにお任せ。
意見がまとまらなければ、先生登場。論理的に、なぜそうした方がいいのか、答えを与えながら、テーブルコーディネートのステップアップにつなげていきます。
今日も楽しかったです。
前半の講義内容がしっかりと反映されたテーブルの完成に、私は密かに感動すら覚えておりました。素晴らしいことです。
見た目よりも高度な技術を必要とするテーブルセッティング。
見てくれる人は、しっかり見てくれます。今まで、いろいろなテーブルを作ってきましたが、毎回、そうした経験を積ませていただきました。
メディチ家が残した文化的遺産と言ってもいい「ルネサンス」。戦争を無くし、平和を願った食卓外交から、やがて、優雅な紳士淑女のテーブルマナーの世界が生まれていきます。
歴史を知ると、テーブルセッティングに奥行きが出てくるものです。隠されている意味を知りながら創作すること、少しわかっていただけたでしょうか?
興味を持ったことからでいいので、ご自身の毎日の楽しみへと取り入れてもらえたら嬉しいです。