「揺るぎない土台を学べるところ」サロン・ド・トレミニョン
2021.03.04 Thursday
フランスのある古城でのこと。周りは森。どれだけの領地がこのお城のものなのだろう・・・と思うくらい、静かで、何もなく、夜ここに一人にされたら怖いなと思ったり、長い時代を耐えてきた頑丈な石造りの建物にヨーロッパ文明の力を感じたりしていました。
あの時の記憶が鮮明にあり、それをテーブルの世界に表現したのが、こちらのフォトです(上)。ルネサンスのレッスンとしてテーブルコーディネート教室でお披露目したこともあります。
朝の光景、人々の振る舞い、ホテルでの過ごし方、セレブリティーな方々から見習うべき美点など。ひとつのテーブルから広がるヨーロッパ上流社会の世界。
幸せそうに生きているように見えるのは、そのように生きていらっしゃるから。そのように絶え間い努力をされていること、生き方の美学をお持ちであること、私たちにもそれができること、心の豊かさは学びによって培われ、毎日を美しく生きていく姿に魅了されたものでした。
ダイアリーのタイトルは、生徒さんからいただいたメールの一部分を拝借させていただいたものです。
揺るぎない土台。
この表現は私からは出てこなかったです。生徒さんとしてレッスンを受けて、そこから実感したからこその言葉の重み。ありがたく頂戴しました。
「時間をかけてでも」得る価値のあるもの。生徒さんからの言葉は貴重です。それが私の教室の真髄となるから。心置き無くおしゃべりができるオンラインイベント、早くしたほうが良さそうですね。オンライン「サロン」。まさにサロンなのだなと気づかせていただきました。お互いに、みんなでいい影響を受け合いながら、素敵な時間を過ごしましょう!